『略称連続射殺魔』上映+松田政男×足立正生×平沢剛トークショー

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[第59回 ESPACE BIBLIO 文明講座]

『風景=国家を撃て! 風景論の新たな地平に向けて』
松田政男(評論家)×足立正生(映画監督)×平沢剛(映画研究者)トークショー
+『略称連続射殺魔』上映
(ブルーレイ上映)

70年代に大議論を巻き起こした「風景論」。それが今、生-政治や平滑空間、装置論などを先取りし、国家/資本主義への新たな対抗軸を示したものとして読み直されようとしている。
風景論の画期をなした映画の上映とともに、主要論者2人とその後継による鼎談で、21世紀の「新たな革命的地平」を探る。

[日時]2013年11月23日(土)
17:00より上映開始(16:30開場)
(18:45よりトーク開始)

[参加費]1,500円(当日精算)

[予約制]メール(biblio@superedition.co.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

●メール受付:件名「松田×足立×平沢トーク希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

※定員50名様

[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://goo.gl/maps/uIPqv

協力:航思社


ゲストプロフィール:
松田政男(まつだ・まさお)1933年生まれ。評論家。50年に日本共産党入党以後、職業革命家として活動。60-70年代には東京行動戦線、レボルト社などを主導する一方、映画批評・演劇批評を執筆。著書に『テロルの回路』『薔薇と無名者』『不可能性のメディア』などのほか、近年の共著に『LEFT ALONE』『トロツキー入門』など。

足立正生(あだち・まさお)1939年生まれ。映画監督・脚本家。監督作品に『鎖淫』『堕胎』『銀河系』『赤軍―PFLP・世界戦争宣言』など。「出口出」の共同名義で若松孝二監督作品の脚本を執筆。著書に『映画への戦略』『映画/革命』(共著)など。

平沢 剛(ひらさわ・ごう)1975年生まれ。映画研究。共著に『若松孝二 反権力の肖像』『1968年文化論』『映画/革命』など。

『略称連続射殺魔』作品情報
監督:足立正生、製作:足立正生・松田政男・佐々木守・岩淵進・野々村政行・山崎裕、撮影:野々村政行、音楽:相倉久人・富樫雅彦・高木元輝、ナレーション:足立正生(1969年製作、86分)
永山則夫が流浪した足跡を忠実に追い、日本列島を縦断、香港にもおもむき、永山の見たであろう風景を丹念にカメラに収め、永山が生まれてから逮捕されるに至るまでの道程を写し出す。

書籍情報:
永山則夫、フランツ・ファノン、チェ・ゲバラ、国際義勇軍、赤軍派、『東京戦争戦後秘話』、若松孝二、大杉栄……。何処にでもある場所としての〈風景〉、あらゆる細部に遍在する権力装置としての〈風景〉にいかに抗い、それを超えうるか。21世紀における革命/蜂起論を予見した「風景論」が、40年の時を超えて今甦る――死滅せざる国家と資本との終わりなき闘いのために。
[解説:平沢剛]

特別価格:3000円(税込)
当日会場にて販売いたします。