開催日:2019年5月25日(土)

エキスポ・ジェネレーション#8
本城和治が語るディレクターの極意

月刊てりとりぃ+Espace Biblio共同企画

エキスポ・ジェネレーション#8
「本城和治が語るディレクターの極意」

ゲスト:本城和治
聞き手:ゲイリー芦屋・馬飼野元宏

「てりとりぃ」同人によるポップス講座シリーズ「エキスポ・ジェネレーション」(全30回)。本講座では毎回「作家」や「歌謡曲」「主題歌」「コマソン」「サントラ」など、テーマごとにその音源と各作品にまつわる逸話を紹介するもので、時にゲストを交えてお送りします。
第8回は元フィリップス・レコードのプロデューサー本城和治さんをお迎えして送るトークショー。ザ・スパイダース、テンプターズらのディレクターとしてレコード制作を行い、グループサウンズ最盛期に数多くのGSバンドを世に送り出す。一方でマイク真木、森山良子ら日本のフォーク草創期に登場したアーティストたちのディレクション、さらにはフランス・ギャル、ウォーカー・ブラザースらフィリップス/マーキュリーの60’Sポップスを日本に根付かせた。マイク真木「バラが咲いた」森山良子「この広い野原いっぱい」尾崎紀世彦「また逢う日まで」つのだ☆ひろ「メリー・ジェーン」などの楽曲群を制作、長谷川きよし、石川セリ、大橋純子らのプロデュースも手がけている。数ある名曲、大ヒット曲、レア楽曲の制作エピソード、レコーディング時の逸話などをたっぷりと伺います。
なお、進行はゲイリー芦屋、馬飼野元宏が担当、濱田高志、鈴木啓之、ガモウユウイチ、真鍋新一がサポートを務めます。

[日時]2019年5月25日(土)15:00〜17:00(14:30開場)

[参加費]2,000円(当日精算)

[予約制]メール(info@espacebiblio.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

●メール受付:件名「5/25エキスポ#8 希望」にて
お名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

●電話受付:03-6821-5703(火→土11:30→20:00)

※定員60名様

[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://www.espacebiblio.jp/?page_id=2
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-7-10 YK駿河台ビルB1F
電話:03-6821-5703


本城和治(ほんじょう・まさはる)

1939年生まれ。62年に日本ビクタ―(株)に入社。洋楽のフィリップス部門のディレクターとしてポールとポーラ「ヘイ・ポーラ」やザ・サウンズ「さすらいのギター」を皮切りにミーナ、フランス・ギャル、ザ・ウォーカー・ブラザースなどの60’sポップスを日本に根づかせ、66年からは邦楽のディレクターとしてもザ・スパイダース、テンプターズ、ザ・カーナビーツ、ザ・ジャガーズなど数多くのグループサウンズのディレクションをつとめる。一方でマイク真木「バラが咲いた」森山良子「この広い野原いっぱい」など、日本のフォーク草創期を彩るアーティストたちの作品も制作。フィリップス・松下・ビクター合弁の日本フォノグラム(株)に移籍した70年代以降も長谷川きよし、尾崎紀世彦、つのだ☆ひろ、石川セリ、大橋純子らを手がけ、日本のポップス界を支えた。

聞き手・プロフィール
ゲイリー芦屋(げいりーあしや)
1966年東京出身、作曲家。マニュアル・オブ・エラーズ・アーティスツ所属。映画、ドラマ、舞台の音楽を中心に活動。作家としての活動の傍、岸野雄一、Aliとの映像音楽ユニット、ヒゲの未亡人のメンバーとして精力的に作品を発表。ソロアルバムとしては映像音楽作品集『ウラムの螺旋』がある。

馬飼野元宏(まかいの・もとひろ)
1965年東京生まれ。音楽ライター。監修書に『日本のフォーク完全読本』『昭和歌謡ポップス・アルバム・ガイド』『昭和歌謡職業作曲家ガイド』(いずれもシンコーミュージック)ほか共著多数。構成担当に『ヒット曲の料理人 編曲家・萩田光雄の時代』(リットー・ミュージック)がある。雑誌『映画秘宝』編集部に所属。

□「月刊てりとりぃ」について
アンソロジストの濱田高志が編集・発行人を務めるフリーペーパーで、毎月最終土曜日に限定150部発行という少部数ながら、執筆陣は宇野亜喜良、村井邦彦、泉麻人、桜井順、古川タク、山上路夫、加藤紀子、鈴木啓之、加藤義彦、駒形四郎、草野浩二ほか様々な分野から総勢60数名が寄稿していた(2018年夏に当初の予定通り101号で休刊)。
現在は週刊ペースで「月刊」とは全く異なる記事によるWEBマガジン「週刊てりとりぃ」(http://weeklyterritory.blogspot.jp)を配信中(毎週木曜日深夜更新)。こちらでは桜井順×古川タクによる新作アニメーションやアーティストのインタビュー動画、同人によるおすすめアイテムの紹介記事などが掲載されている。「週刊てりとりぃ」http://weeklyterritory.blogspot.jp