月刊てりとりぃ+Espace Biblio共同企画
「村井邦彦のLA日記」(リットーミュージック)刊行記念
エキスポ・ジェネレーション#5
「村井邦彦トーク&サイン会」
ゲスト:村井邦彦
聞き手:ゲイリー芦屋・濱田高志・
鈴木啓之・馬飼野元宏・ガモウユウイチ
「てりとりぃ」同人によるポップス講座シリーズ「エキスポ・ジェネレーション」(全30回)。本講座では毎回「作家」や「歌謡曲」「主題歌」「コマソン」「サントラ」など、テーマごとにその音源と各作品にまつわる逸話を紹介するもので、時にゲストを交えてお送りします。
第五回は、10月22日に初のエッセイ集を上梓される、てりとりぃ同人で作曲家の村井邦彦さんをお迎えして送るトーク&サイン会。代表作はもとより、隠れた名曲を聴きながら、創作秘話や録音時の逸話、さらにそのプロデュース・ワークから音楽家としての矜持などを伺います。
なお、ゲイリー芦屋と濱田高志が進行を担当、鈴木啓之、馬飼野元宏、ガモウユウイチがサポートを務めます。
*当店で「村井邦彦のLA日記」をお買い上げいただいた方は、トークショー終了後のサイン会にご参加いただけます。なお単行本を事前に入手したい方は、予約時にその旨お知らせ下さい。10/23以降、店頭での受け渡しが可能です。
[日時]2018年11月15日(木)19:00〜21:00(18:30開場)
[参加費]2,000円(当日精算)
[予約制]メール(info@espacebiblio.jp)
または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。
●メール受付:件名「11/15エキスポ#5 希望」にて
お名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。
●電話受付:03-6821-5703(火→土11:30→20:00)
※定員60名様
[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://www.espacebiblio.jp/?page_id=2
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-7-10 YK駿河台ビルB1F
電話:03-6821-5703
ゲスト・プロフィール
村井邦彦(むらい・くにひこ)
1945 年生まれ。作曲家・編曲家・プロデューサー。米国ロサンゼルス在住。
1960 年代後半、慶應大学在学中より本格的に作曲を始め、森山良子、赤い鳥、タイガース他多くのアーティストに作品を提供する。現在までに数百曲の楽曲と『タンポポ』はじめ30本の映画音楽を作曲。代表作「翼をください」は学校教科書に取り上げられ、現在も多くの人に愛唱され、世界中で何百人ものアーティストにカバー曲として録音されている。
一方、プロデューサーとしては1969 年、音楽出版社アルファミュージックを設立。1977年にはアルファレコードの創業者、プロデューサーとして荒井由実や、 細野晴臣が在籍したバンド、ティン・パン・アレーを見いだし、イエロー・マジック・オーケストラを世界に送り出し成功に導いた。
現在はアメリカと日本を往復するなか、TVドラマやミュージカル舞台作品を作曲するなど活動の幅をますます広げている。
聞き手・プロフィール
ゲイリー芦屋(げいりーあしや)
1966年東京出身、作曲家。マニュアル・オブ・エラーズ・アーティスツ所属。映画、ドラマ、舞台の音楽を中心に活動。作家としての活動の傍、岸野雄一、Aliとの映像音楽ユニット、ヒゲの未亡人のメンバーとして精力的に作品を発表。
ソロアルバムとしては映像音楽作品集『ウラムの螺旋』がある。
濱田高志(はまだたかゆき)
1968年生まれ、アンソロジスト。これまでに国内外で企画・監修したCDは500タイトルを数える。手塚治虫作品の復刻企画をはじめ、宇野亞喜良、和田誠、柳原良平らの画集の企画・編集、BSフジ『HIT SONG MAKERS 栄光のJ-POP伝説』をはじめとする番組の企画・監修・構成・出演も。主宰する〈TV AGE〉では、「月刊てりとりぃ」の編集長を務めている。
「村井邦彦のLA日記」(リットーミュージック刊)
定価:2,376円(本体2,200円+税)
四六判/344ページ
日本を代表する作曲家でアルファレコードの創業者、村井邦彦初のエッセイ集。同人誌『月刊てりとりぃ』に2011年から連載している「LAについて」を書籍化。今や国民的唱歌となった「翼をください」の作曲者で、荒井由実、赤い鳥、YMO、ハイ・ファイ・セット、ガロなど、多くのアーティストを世に送り出した著者の人脈は幅広く、60 年代末からパリ、ロンドン、LA、NYなど世界中を飛び回り、ビジネス的にも音楽的にも多くの要人と交流している。そこで出会った人々との思い出やエピソードは単なる交友録にとどまらず、日本のポップス史における貴重な証言でもある。現在の居住地であるLAを中心とした交流を描きながら、関連する音楽、映画や舞台などに話が発展していく独特の内容は、優れた文化論としても読めるだろう。